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【9月20~21日実施】酒田市八幡日向地区の「地域支え合い防災マップづくり」に学生が参加


学生活動

 9月20日、21日に酒田市八幡日向地区で行われた「地域支え合い防災マップづくり」に学生が参加しました。これは、本学公益社会演習「地域コミュニティにおける『防災』の仕組みづくり~多様な主体との共創・他地域との交流による住民の主体的な合意形成モデルの構築(酒田市八幡日向地区・酒田市飛島)」の一環として行われたもので、当日は2、3年生6名と大学院生1名が参加しました。

 酒田市八幡日向地区は、酒田市では飛島に次いで最も高齢化が進んでいる地域。とっさの判断や行動が問われる災害時に向けた、地域での支え合い(共助)の仕組みづくりが課題となっています。学生たちは、住民の方々との協働による防災マップ作成の過程を通じて、課題解決に向けたヒントを探っています。
 今回の自治会ごとのマップ作成の前段階として、6月に自治会代表者のみなさんに案内していただき、担当する地区を知るフィールドワークを実施。その後、8月に実施した勉強会で、防災マップづくりのポイントや考え方、各地区での作業の進め方等を学んだほか、フィールドワークで把握した情報(地域の構造や物的防災資源など)を地図上に記す作業を行いました。

 各自治会での防災マップづくり初日(20日)。まずは、全ての自治会の代表者がコミュニティセンターに集合し、学生とともに作業内容を確認。その後、9つの自治会ごとに場所を地区内の公民館などに移し、作業を開始しました。

 升田地区の防災マップづくりには、自治会長、学生のほか、地元消防団、女性会など地域防災の核となる若い世代の方々が参加。8月に作成した基本地図に、地域防災に役立つ人材や見守りが必要な要援護者世帯などについて書き込みを行いました。作業を通じて新たな課題も浮かび上がり、それを踏まえたうえでの避難訓練の実施などの話し合いが行われていました。



 コミュニティセンターに戻った学生たちは、それぞれの地区での作業状況や話し合いの進め方についてのふりかえりを行い、「情報がたくさん挙がったが、うまく地図上に書き込めなかった」「話し合いに参加できていない住民の方がいたが、どのように対応すべきか」等、翌日の作業に向けての確認や話し合いを行いました。

2日目(21日)は、主に高齢者の方々が参加。前日におおよその作業を終えた防災マップを確認しながら、不足している情報を書き込みました。前日の作業では出てこなかったような、かつての災害情報や、経験的に把握している詳細な地形情報と災害が発生しやすい危険箇所、要援護者の詳しい情報等、年齢を重ねているからこそ持ちうる重要な情報が共有されている様子が印象的でした。

 学生たちからは、「同じ場所に集まり、顔を合わせて対話することで情報がどんどん出てきた。このような場の設定は重要」「世代によって持っている情報や認識が異なり、多(他)世代での話し合いの重要性がわかった」「参加できていない(できない)方々との共有が今後の課題」などの感想・意見が出され、2日間の合宿で得た学びは大きかったようです。

 今回の演習で作成された防災マップは、10月に実施するフィールドワークで再度住民のみなさんと現地確認し、さらにより良いものに仕上げていきます。11月には日向コミュニティセンターに各自治会の防災マップを持ち寄り、日向地区全体での成果発表・共有会を実施予定です。地域住民の方々の主体的なコミュニティづくりに、学生としてどのように寄与していけるか、学生がどのような成果を得ていくか、今後の活動にもご期待下さい。