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避難所運営ゲーム(HUG)山形県版~やまはぐ。~の第1回実践会を行いました


学生活動
 本学・武田真理子ゼミは、山形県民一人ひとりの防災意識の向上と、いざという時のための平常時からの自助及び共助の備えを広めることを目的とし、今年度、特定非営利活動法人やまがた絆の架け橋ネットワークとともに、静岡県で開発された「避難所運営ゲーム」(通称HUG)山形版の制作に取り組みました。「避難所運営ゲーム」とは、避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するもの。山形版では、山形県の自然環境や災害被害想定などが盛り込まれました。
 その完成版「やまはぐ。」のお披露目を兼ねた第1回実践会が、2月19日(月)、鶴岡市第一学区コミュニティ振興会主催の研修会で行われました。地域住民の皆さんが4グループに分かれ、武田ゼミ3年生1~2名がグループにファシリテーターとして参加。学生たちは、次々とやってくる避難者たちの振り分けに悩み作業がストップしてしまう住民の方々の声に耳を傾けながら、ゲームが時間内に完了するようサポートを行っていました。
 今回の山形版を制作するにあたって学生たちは、①既存のカードにはなかった、人のカードに顔のイラストを追加(学生が全て手書き)、 ②避難者の状況を表すカードのほかに、受付や温泉のアイテムなどリアルさを追加、③庄内版は津波想定あり、内陸版は津波想定なしなど地域の独自性を考慮、④避難者の名前を山形に馴染みのあるものにして親しみやすさをプラス、などアイデアを出し合い工夫を凝らしたそうです。
 参加した住民の皆さんの振り返りでは、「避難者全員に行き渡らない物資をどう分配するか判断に迷った」「避難してくる家族の人数で、どの教室を割り当てるか即座に判断しなければならず難しかった」「犬や猫などいろいろなペットが、いろいろなタイミングでやってきて困った」などの声が挙がりました。カードの読み上げ役を務めたやまがた絆の架け橋ネットワークの早坂代表は、「カードに書かれた出来事のほとんどが実際の避難所で起こったこと。ゲームで感じた『これがあったら良かったのに』という思いを、今後の地域防災に役立てて欲しい」と締めくくりました。

 避難所運営ゲームは、今後も地域の防災研修会等に活用していく予定です。