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受動的な楽しみと能動的な楽しみの違いは分かりますか。
与えられたゲームで楽しむのは受動的、自分のアイデアで楽しむ枠組みをプロデュースするのが能動的です。
ゲームはもちろん楽しいですが、それよりもむしろ自分が考え出した「遊び」の楽しさをとことん追求したことがある人は、情報の世界でのクリエイタとなる可能性が十分にあります。
おいしいものをとっておきますか、先に食べますか。
どちらにせよ食べ物に関しては個性の問題ですが、やらなければいけない試練と、楽しい遊び、どちらを先にやりますか。
先のばしにするとつらくなり、大事なこともおざなりになってしまいます。
先にやるべき仕事、これを素早く上等に済ませる工夫をすれば、早く楽しい時間が得られます。
そのための工夫を考えていたらそれがなんだか面白くなってきたことはありませんか。
「情報の力で物事を効率良く済ませること」、これが情報技術の目指すところです。
便利な機械であふれている世の中です。幼児用のおもちゃですらテクノロジーが集まっています。
「中はどうなっているのかな」と気になって開けてみたくなったことはありますか。
そうした好奇心は、いつしか自分が作る側に立つ第一歩です。
写真も動画もすぐに撮影できる時代です。思い出記録をたくさん残せますが、その分たまりすぎて管理が乱雑になりがちです。
写真などにかぎらずあとで見返したいものが分かりやすくなるように、自分なりのルールを考えたことがあるでしょうか。
正解に辿り着かなくても構いません。そこに問題意識を持つこと自体がITプロフェッショナルへの序章です。
最後にいちばん大事な要素です。
自分のすることで誰かが喜んでくれることがとても嬉しいことだと感じる気持ち、それが情報技術の世界には不可欠です。
何のために勉強するのか、それは世界のどこかでなにか困っている人の苦労や不便を取り除くものを作るためですが、それが少し未来の自分であると実感できてこそ身につく勉強です。