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8月28日(金)、ボランティア活動や地域課題解決などに取り組む学生を対象として開催している研修会「サービスラーニング」として、「災害ボランティアについて学ぶ~災害時、自分には何ができる?~」をオンラインにて開催しました。
7月28日に発生した熊本地震や各地で立て続けに起きている大雨被害など、災害はいつ、どこで発生するか分からないため、いざ自分がボランティア活動をしようと思った際にスムーズな一歩を踏み出せるようにと、本学武田教授の発案により実施に至りました。
菅原千佳社会福祉士事務所、チームはちまきの菅原千佳氏と酒田市社会福祉協議会地域福祉課の瀧口尚人氏を講師にお招きし、学生および職員など14名が参加しました。
まず東日本大震災発生の翌月から10年以上にわたりボランティア活動を行っている菅原氏より、震災当時の避難所の様子や実際の活動についてお話を伺いました。ボランティアグループ「チームはちまき」として主に行ってきた傾聴ボランティアを行う中で、被災と介護の辛さを話してくれた女性との長年にわたる交流や、震災後10年目にやっと本音を話してくれた方がいるというお話など、一人一人と向き合い続けているからこそ知り得た被災者の状況をお聞きすることができました。また「普段、ご家族やご親戚とあまり連絡を取らない方はぜひ日頃から連絡を取って欲しい」と話され、日ごろから親族や近隣住民と会話を交わし関係性を築いておくことで災害などの際にSOSが出しやすくなるとご説明いただきました。

続いて瀧口氏からは、災害ボランティアに参加する際の基本やボランティアセンターの機能について教えていただきました。被災地の受け入れ状況や条件を確認することや、事前にボランティア保険に加入しておくことで現地スタッフのひと手間を減らすことができるというお話など、事前準備の大切さを伺いました。またボランティアセンターの機能の1つとして、必要な方に必要な支援を届ける「ニーズの管理」があるとのことでした。泥掻きやがれき撤去などの力仕事が必要な場合もあれば、支援物資の仕分けや管理、傾聴ボランティアやSNSでの活動や被害状況等の発信が必要な場合もあるため、ニーズの変化に合わせて自分たちができることに参加して欲しいとのお話がありました。瀧口氏は最後に「大学生など若者が一生懸命ボランティアに励む姿は大人たちの胸を打ち被災者を元気づける力になる」と学生にエールを送られました。

質疑応答の際には、学生から菅原氏へ災害ボランティアに参加したきっかけや防災士の資格についてなど、積極的に質問が寄せられました。結びに両氏は「災害ボランティアは現地での活動以外でも何かできることは必ずある。目に見える物を片付けた先にも、生活再建まで助けを必要としている方がいる」とし、「今後被災地ボランティアとして活動する際は今日の話を思い出して欲しい」と話されました。
参加した学生からは「災害はいつどこで起きてもおかしくないため、改めて災害を自分事として捉えることの大切さを実感した」「現場のリアルな声を聴くことができて勉強になった」「実際の現場での活動や支援のあり方について具体的に学ぶことができた」などの感想が寄せられました。