HOME > News&Topics > 平成30年度東北公益文科大学卒業式・大学院修了式を挙行しました

News&Topics

平成30年度東北公益文科大学卒業式・大学院修了式を挙行しました


イベント

 平成31年3月23日(土)、東北公益文科大学卒業式と大学院修了式を本学公益ホールにて挙行しました。 この日、卒業・修了の佳き日を迎えたのは公益学部143名と大学院公益学研究科(修士課程)9名の計152名。開学からの卒業生は2,576名、修了生は133名となりました。

 式典では、卒業生・修了生一人ひとりの名前を読み上げ、卒業生代表として公益学部総代の八木絵莉香さん、修了生代表として大学院総代の鈴木崇史さんに学長から学位記が授与されました。また、成績優秀者2名(総代含む)に成績優秀賞が、地域との連携・交流活動やパイオニア的精神を持ち、先導的な活動に積極的な取り組みをした学生6名に特別表彰が授与されました。

受賞者 表彰内容
成績優秀賞 井上 道貴 在学中の学業成績が特に優秀と認められた者に授与
八木 絵莉香
理事長賞 佐藤 真梨 入学直後から卒業までの4年間、本学のボランティアサークル「ボラぽっけ」及び「チームmoreE」の運営・活動をはじめ各種ボランティア活動に参加。東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨、戸沢村における水害等の被災地域の復興支援活動に継続的に取り組み、公益大生として社会への貢献を果たした。また、地域活動に熱心に取り組み、本学の大学づくりにおいても大きな貢献を果たした。
難波 万琴
学長賞 大谷 宏行 本学が推進する私立大学研究ブランディング事業「日本遺産を誇る山形県庄内地方を基盤とした地域文化とIT技術の融合による伝承環境研究の展開」において、伝承技術の新たな仕組みを開発し、事業の進展と公益大の歴史に大きな足跡を残した。本事業から派生したプロジェクト型の研究テーマ「地域文化デジタルストーリーマップの構築」に取り組み、地域が次世代に残したい文化や情報を電子地図に載せた形でわかりやすく提示するための情報システムの設計を協力して進め、実装した。
佐藤 直人
本間 可楠
後援会長賞 山崎 侑斗 大学4年間の酒田おもてなし隊での活動や学生発信組織「ペリカン企画」の代表など学内組織での精力的な活動のほか、大学主催のCOC事業「地域課題解決フォーラムin庄内」の成功に貢献した。平成28年12月に酒田の良さを多くの人に伝えようと「東北プライド」を設立し観光ガイドなどを行う。平成29年には国内旅行業務取扱管理者資格を取得。平成30年12月に酒田柳小路屋台村「北前横丁」内に「酒処KITAMAE」を出店。地域活性の為に活動を続け、大学、地域に大きく貢献している。

 卒業生代表として卒業の辞を述べたのは井上道貴さん。地域福祉コースに所属し、主に地域福祉課題の発見や解決方法について学び、応用演習科目では酒田市日向地区のデジタル水路マップの作成に奮闘したこと、社会福祉士養成課程の実習では実習機関の皆様の協力の下、利用者の方々との関わり方などについて実践的に学んだことなどを振り返りました。また、「大学で得た学びや経験を糧に、お世話になった方々に少しでも恩返しができるよう、感謝の心を忘れない社会人になりたい」と今後への抱負を述べました。

 吉村学長は学長式辞のなかで、「地域のリーダー、世界に羽ばたく人材として活躍することを期待している」と激励。また、「いつも笑顔で挨拶をしてくれる姿に勇気をもらった」と卒業生と歩んだ日々を振り返りました。
 また、新田理事長からは、「人生の障害物を突き破る“針”になれ。競争に絶対負けてはいけない。どんなことがあっても勝つ覚悟を持て」といった力強いエールが送られました。

 式典終了後は、各指導教員から学生一人ひとりに学位記が授与されました。

 卒業生・修了生のみなさん、本当におめでとうございました。公益大で過ごした日々を胸に、皆さんがそれぞれ選んだ道で明るく、元気に活躍されることを教職員一同応援しています。