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地域福祉コース


地域福祉コース

福祉のまちを創造する
ソーシャルワーカーを育成



地域福祉コース

1. 社会福祉の視点と、その実践としてのソーシャルワークの知識・技術を学ぶ
2. 福祉・医療の多職種と連携し、複合的な課題に挑戦するチームワークを学ぶ
3. 異分野・異業種へと越境し、領域横断的に協働する人材になる

[ 地域福祉コースの特徴 ]
 社会問題となっている虐待、認知症、介護予防、ダブルケア、ヤングケアラー、障がい者の社会参加、差別・偏見などの暮らしの課題は、サービスの量的拡充や専門性の向上だけでは太刀打ちのできない、領域横断的な特質を持っています。たとえば、認知症高齢者の見守りは、地域住民や近隣商店街の力を借りなくてはいけません。ヤングケアラーを支えるためには、児童から高齢に至る福祉サービスはもちろん、学校や職場の協力も必要になります。一方、意思を感知するAIや動作を支援するロボットがあれば、障がいを持つ人々の活躍の機会が飛躍的に増えていくことでしょう。
 現代の福祉には、その量と質の充実に加え、地域社会との関わりの中であり方を再定義し、越境し、あらゆる領域・主体と連携する「社会化」(Socialization)の姿勢が求められているのです。いわゆる”福祉大”ではない本学の地域福祉コースでは、社会福祉を目指すカリキュラムを軸としつつ、まちづくりや国際、政策、経営、情報などの他コースの学びも積極的に取り入れ、「社会化」を肌で感じながら学修を進めることができます。
 これまでも、地域情報システム(GIS)×災害福祉、山村・漁村の活性化×住民福祉活動、ニュージーランドの政策×日本の福祉などをテーマとする卒業研究に取り組む”掛け算型”の先輩たちを多数輩出してきました。福祉にゆるぎない軸足を置きながら、関心ある課題を探究できる公益大の地域福祉コースの門をぜひたたいてください。