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阿部公一ゼミ3年生が「国民年金すごろく」ゲームを開発しました


学生活動

 政策コース・阿部公一教授は、「年金広報政策」や「国民年金加入行動啓発」を専門としています。阿部教授のゼミでは、「幅広い年代の人に広く『国民年金』に関心を持ってもらえるための発信やツールの開発」が研究テーマとなっており、このたび、阿部ゼミ3年生8名が「国民年金すごろく」ゲームを開発しました。

 すごろくのストーリーは、①高校を卒業する18歳から全員がスタート。②19歳でYoutuberになります。③全員が必ず止まらなければならない、一つ目の【STOPコマ】で20歳になり、国民年金のお知らせが届きます。ここでサイコロを振り、出た目に応じて1~3なら【保険料の納付を行う】、4~6の場合は【お知らせを放置(=保険料滞納)】一回休みとなります。その後、④二つ目の【STOPコマ】では35歳になり不慮の事故に遭います。そこで障害基礎年金の説明が入ります。その後も、結婚や子どもの誕生、家族の病気、失職などさまざまなライフイベントを通じて、老齢基礎年金や遺族基礎年金などの説明が入るなど、すごろくをプレーしながら、年金の仕組みなどについて楽しく学ぶことができます。

 制作にあたっては、「すごろくのQRコードから飛ぶ障害基礎年金などの解説動画の制作」や「限られたスペースに、わかりやすく説明を記載すること」に苦労したと話した学生たち。すごろくゲームを通じて、「人生のさまざまなリスクに備えた国民年金の重要性と必要性」「国民年金には、老齢基礎年金だけではなく遺族基礎年金や障害基礎年金など、人生のリスクに備えた仕組みがあること」「保険料の納付が困難な人には免除や猶予の仕組みがあり排除されることはないこと」を多くの人に知ってほしいと説明しました。

 すごろくゲームは以下から自由にダウンロードしていただけるほか、今後は、高校生を対象としたワークショップなどでの活用も検討しています。みなさま、ぜひご活用ください。
⇒「国民年金すごろく」(紙版)をみるPDFファイル(338KB)

⇒「国民年金すごろく動画」をみる

指導した阿部公一教授(一番左)と阿部ゼミの3年生たち

荘内日報様、さくらんぼテレビ様に取り上げていただきました。ありがとうございました。
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