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令和4年度東北公益文科大学卒業式・大学院修了式を挙行しました


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 令和5年3月25日(土)、東北公益文科大学卒業式と大学院修了式を本学公益ホールにて挙行しました。この日、卒業・修了の佳き日を迎えたのは公益学部227名と大学院公益学研究科 修士課程4名の計231名。開学からの卒業生は3,408名、修了生は170名となりました。

 今回の卒業式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、卒業生・修了生とご家族1名、教職員のみで規模を縮小し開催し、欠席された卒業生・修了生および入場できなかったご家族向けに、式典の様子をライブ配信しました。
 式典では、卒業生・修了生一人ひとりの名前を読み上げ、卒業生代表として公益学部総代の高橋依里さん、大学院修士課程総代の中村知広さんに学長から学位記が授与されました。

 さらに、学部の成績優秀者3名(総代含む)に成績優秀賞が、学内外での社会貢献活動、地域との連携・交流活動やパイオニア的精神を持ち、先導的な活動に積極的な取り組みをしたジュニアドクター育成塾メンター9名、新藤瞭さん、齋藤隆悠さん、歌岡大祐さん、須藤瞳さんに特別表彰が授与されました。

受賞者 表彰内容
成績優秀賞 髙橋 依里 在学中の学業成績が特に優秀と認められた
遠藤 舜也
五十嵐 葉奈
理事長賞 ジュニアドクター育成塾メンター(公益学部9名)       JST採択を受けて本学が推進する事業「鳥海山の頂から世界をめざせ! 地域の未来を情報技術で切り拓くジュニアドクター育成塾」に大学生メンターとして全面的かつ主体的に参画し、小中学生を対象とした情報技術を出発点とする科学の教育活動の、公益大としての運営の根幹を築く功績を残した。
学長賞 新藤 瞭(公益学部) 公翔祭の実行委員長として活躍したほか、ピア・サポート委員会、オープンキャンパススタッフ、情報TA等として積極的な学内活動を行い、大学に貢献した。
齋藤 隆悠(公益学研究科) 酒田市の中学校教員として活躍するなか、自ら公益学の研究に果敢に挑戦し、社会的、学術的な意義が認められる研究を行って高い評価を得た。
後援会長賞 歌岡 大祐(公益学部)
環境省や自治体が主催する各種事業において、イヌワシをはじめとする希少生物や野鳥の調査に熱心に取り組み、学内外で発信した。地域と連携して環境教育について研究し、課題解決に尽力した。
須藤 瞳(公益学部)
酒田おもてなし隊の隊長としてメンバーをまとめ上げて活躍した。 個人での活動も精力的に行い、知事ミーティングをはじめとする各種イベントでは庄内地区を代表して意見発表を行うなど、地域と積極的に関わり課題解決に尽力した。

 卒業生代表として卒業の辞を述べたのは遠藤舜也さん。「入学して1年後に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、先生や友人と会えない生活を強いられ、“当たり前の日常”がどれだけ大切であったかに気付かされたこと」「所属した政策コースで、政策に関わる法律や行政・政治などの幅広い分野を横断的に履修し、学問の世界の奥深さに触れたこと」などを振り返りました。そのうえで「今後はそれぞれの専門分野を活かし、他者と協働しながら“公益”の視点で複雑な社会問題に対処していく使命がある。困難に直面しても決してくじけることなく、社会で活躍できるよう邁進していきたい」と新生活への抱負を述べました。また、修了生代表として丸藤一貴さんが修了の辞を述べました。

 神田学長は学長式辞のなかで、「現在の日本は、地方の活性化が喫緊の重要課題で、地球規模、世界規模の課題にも数多く直面している。時代の変化のスピードは極めて速いが、皆さんにはこの時代を生き抜く力がある。これからの望むべき社会のキーワードは“公益”になる。皆さんには公益を大学名に冠する本学で学んだことの意味を改めて考えていただき、公益の実現に向けて活躍してくださることを期待している」と激励しました。
 また、新田理事長からは「歓送の辞」をお預かりし、「針になれ」「負けるな」「本を読み続けよ」という、これからの人生の糧となる三つの言葉が贈られました。

 式典終了後は、各指導教員から学生一人ひとりに学位記が授与されました。

 卒業生・修了生のみなさん、本当におめでとうございました。公益大で過ごした日々を胸に、皆さんがそれぞれ選んだ道で明るく、元気に活躍されることを教職員一同応援しています。