12月11日(月)、酒田市立浜田小学校にて本学正課科目プロジェクト型応用演習の「Koeki Kids Project」を行いました。
「Koeki Kids Project」とは、本学の学生が小・中学生を対象に「公益学」について、わかりやすく伝えるための授業を開発し、実践することを目的に2010年より継続的に実施しています。今年度は、学生15名(2・3年)が、酒田市立浜田小学校の4年生、酒田市立泉小学校の5年生、酒田市立富士見小学校の5年生、酒田市立第四中学校(1月実施予定)を対象に授業を行っています。
この日は浜田小学校4年生2クラスの合同授業にて、学生2名が授業を行い、「“公益”という言葉は知っていますか?」という問いかけから、「自分の部屋を掃除するのはみんなのためになる?」「家の周りのゴミを拾うことは公益?」などの○×クイズを出題。問題ごとにグループワークしてなぜその答えになったかを相談しながら、身近な“公益”について考えました。真剣に大学生の話に耳を傾けるだけでなく、グループワークを繰り返すごとに子どもたちからのレスポンスが増えたり、学生に話しかけたりする子もいて、とても活気のある授業になったと思います。
授業を受けた子どもたちからは、「“公益”という言葉は初めて聞いたけど、ミライニで鳥海山について発表したことや、酒田まつりに参加したことは公益につながっていたんだとわかった」「(授業の内容が)難しかったけど、ちゃんと“公益”を学べたと思う」と話していました。
本学では今後もアクティブラーニングを実践し、地域と関わりを持ちながら教育活動を展開してまいります。
プロジェクト型応用演習については
こちら