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キャリア科目「キャリアデザインa」で本学卒業生に講話をいただきました


学生活動

 7月9日(水)、キャリア科目「キャリアデザインa」の講義で本学卒業生の奥山大樹さん(10期生、2014年3月卒業)、木村凌斗さん(20期生、2024年3月卒業)を講師にお迎えして講義を行いました。

 山形県警察酒田警察署勤務の奥山さんからは、ご自身のキャリアや警察官を志したきっかけ、警察の仕事のやりがいについてお話しいただきました。
 奥山さんは「もともと公務員志望で、地域住民に寄り添った仕事がしたいと思った。学生時代に、知人が犯罪に巻き込まれたのをみて犯人を許せない気持ちになったことがきっかけ」と話し、「県民の安心安全を守る仕事というのは、時に大変さを感じることもあるが、県民の方から感謝されると、どんな苦労も報われ、警察官として誇りを感じる」と語りました。
 警察官の仕事の魅力について「県民の安心安全のために住民に寄り添った任務であること、多種多様な業務で地元の安全に貢献できること、様々な人との出会いと経験が自身を成長させること」の3つを挙げました。
 また「どんな職業でも、仕事は大変だと思うし、様々な苦労を乗り越えることで人は“仕事のプロ”になっていくと思う」と話しました。
 山形カシオ株式会社に勤務する木村さんからは、日々の業務内容をはじめ、就職活動や大学生活の過ごし方について、自身の経験をもとに具体的なアドバイスをいただきました。
 現在、新卒採用や新人教育を担当している木村さんは、「エントリーシートの自己アピールは、自分の経験にストーリー性や面白さを持たせると印象に残る」「面接では、面接官との言葉のキャッチボールを意識することが大切」と話し、企業選びやエントリーシートの書き方など就職活動のポイントを丁寧に教えていただきました。
 またコロナ禍の大学生活を振り返り、「最初はオンライン講義が続き、友達ができる機会がなかったが、自ら“アウトドアサークル”の設立や未経験ながらバスケ部に入部するなど、様々なことにチャレンジしてきた」と語り、「今をどう過ごすか大事。日常生活でも目的意識を持って行動することをおすすめする」とメッセージを送りました。

 学生たちはメモを取りながら熱心に耳を傾け、異なる分野で活躍される先輩の言葉から、働くことへの思いや考えを感じていたようでした。
 奥山さん、木村さん、貴重なお話ありがとうございました。