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本学経営コースの倉持准教授が共著者として執筆した書籍が出版されました【PRチラシ追加】


お知らせ
 本学・経営コースの倉持一准教授(専門;CSR(企業の社会的責任)、経営戦略論)が共著者として執筆した『CSR白書2018』が、2018年10月1日に東京財団政策研究所から出版されました。倉持准教授は、第1部 「企業アンケート分析」、および 第2部「CSRの意義の再確認」の「いま、求められるCSRの打ち手とは-外圧と内圧から見たCSR」を執筆しました。

 以下、倉持准教授からのメッセージ
「CSR(企業の社会的責任)は、現在の企業経営において欠かすことのできない重要なテーマとなっています。日本のCSR元年と呼ばれる2003年から約15年。CSRは、『やるかやらないか』の段階を過ぎ、『いかにやるか』の段階へと進んでいます。しかし、それは同時に、企業に対して、ある種の戸惑い、悩み、そして、乗り越えるべき課題を突きつけています。
 元来、企業は利益追求のために人為的に設立された組織であり、市場に良質で適正価格の商品・サービスを提供することで、我々の社会に貢献してきました。そして、企業は日々、市場の中で切磋琢磨し、自らの持続可能性を高めています。そうした性質を持つ企業が、戦略的なCSRの遂行や適時適切な情報開示などという新たなチャレンジを求められているのです。
 本書では、大規模な企業アンケート調査を実施することで、日本企業のCSRの実態を明らかにすると同時に、いくつかの問題点を指摘しました。また、論考のパートでは、企業がいかにしてCSRを推進していくのかのヒントを「外圧と内圧」というキーワードを用いて論じました。
 課題先進国とも言われる日本において、企業に求められる役割や期待は(企業が想像する以上に)、大きくなっています。本書は、白書という位置づけのもと、ビジネスパーソンのみならず、CSRに関心のある学習者、研究者にとっても有益なものになるよう構成されています。ぜひ、手にとって読んでいただき、公益性と利益性との統合の追求という、これからの企業経営を一緒に考えていただけたらと思います。」

 書籍名:研究報告 『CSR白書2018』 CSRの意義の再確認
 ◆著者:東京財団政策研究所CSR研究プロジェクト      
 ◆発行所:公益財団法人 東京財団政策研究所
 ◆発行日:2018年10月1日

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  ⇒書籍のPRチラシはこちらPDFファイル(1021KB) ※追加で掲載しました

 みなさん、ぜひご覧ください。