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基礎演習bで、学生がオリジナルのゆるスポーツ考案に取り組みました
秋学期に開講される基礎演習bは、2年次から分かれる専門6コースから2テーマずつが開講。1年生はいずれかの演習を選択し履修します。
地域福祉コース開講の「超高齢社会における『ゆるスポーツ』を考える」(担当;小関久恵講師)では、日本における高齢化の現状や、高齢者の身体・精神機能、生活や健康に関する意識についての理解を深めたうえで、高齢者はもちろん他の世代でも楽しむことができる「ゆるスポーツ」のアイデアを検討し提案することを目標に演習が行われ、1月8日(火)、成果発表会が行われました。
学生たちは4~5人のチーム5班に分かれ、アイデアを企画。以下の5項目を評価基準に、チーム相互で評価し得点を競い合いました。
項目1)多様性・多世代性(子どもから高齢者まで幅広い属性の人が参加しやすい)
項目2)ちょうど良い運動度(運動が苦手な人でも取り組めそうな、ちょうど良い運動の程度が考えられている)
項目3)アイデア・発想(他には無い独自性がある)
項目4)ユーモア度(楽しく取り組める工夫がされている)
項目5)ご当地性(庄内地域や山形県、メンバーの出身地などのご当地性をうまく取り入れている)
1班目のチーム“瞳”のゆるスポーツは「パンケーキ」。3つの筒から出てくるパンケーキを3回間違えずにとった人が勝ちというゆるスポーツ。
2つ目のチーム“Apple”のゆるスポーツは「卓上ご当地カーリング」。ストーンに庄内に縁のあるものや名所などを使っていたのが印象的でした。
3つ目のチーム“数学好き”のゆるスポーツは「つかんで運べ!」。ものをつかんで運ぶという単純なゲームですが、運ぶ道具と運ぶものの組み合わせに戦略が必要そうなゆるスポーツ。
4つ目のチーム“ライス”のゆるスポーツは「ご当地料理バスケin山形」。ご当地で対立するモノやコトを題材に、誰もがプレイできるルールに改正したバスケで勝敗を決定。
5つ目のチーム“汉语”(中国語で“中国語”という意味だそう)のゆるスポーツは「ゆる野球BAN」。基本的には野球と同じルールですが、ボールが庄内砂丘メロンに似せたものだったりとユニークでした。
どのチームもチームごとに工夫を凝らしていて、楽しみながらゆるスポーツを企画していたのが印象的でした。来週の授業では、学生たちチーム対抗で実際にゆるスポーツに取り組んでみるそうです。公益大発のゆるスポーツ、今後普及していけばいいですね!
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