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山形県寄附講座起業マインド育成講座 アントレプレナーシップ演習の第11回目の授業を行いました


お知らせ
 本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を設置し、今年度から新科目「アントレプレナーシップ演習」を開講しています。

 授業11回目の7月3日(水)は、ArtBalloon(アルトバルーン)の伊渕南々絵氏に授業を行っていただきました。ArtBalloonは伊渕氏のお母様が創業し、結婚式やイベント会場のバルーン装飾などを行う会社。伊渕氏は、山形県出身で東洋大学に進学後、山形にUターン。ArtBalloonの仕事の傍らヤマガタ未来ラボのライターやカフェ事業の立ち上げなど多岐に渡り活躍しています。
 授業の冒頭、2人1組で自分の強みと弱みは何か、相手の弱みを聞いてポジティブな言葉に変換するというアイスブレイクを行いました。伊渕氏は、「人から求められることをしていったときに、自分のやりたいこと、強みを見つけることができた。みなさんも自分の強みを大事にしてほしい」と話しました。
 また学生時代は「“山形ってなにもない、東京の大学に進学したい”と思い上京したが、大学を卒業して山形に戻り、いろんな方と出会ったことで、何もないことに目を向けるのではなく、自分ができることにフォーカスを当てることで生き方が変わった」と語りました。
 授業後半のグループワークは、地元や今住んでいる場所で「もっとこうなったらいいな」「○○があったらいいな」と思うことを想像し、プロジェクトを考案しました。そしてそのプロジェクトに自分はどのように参画するか、授業冒頭に行った自分の強みを活かした関わり方(役割)を考えました。
 伊渕氏は最後に、「私は自分のやりたいことを実現していくことがアントレプレナーシップだと思う。どんなポジションにいてもやりたいことを切り開いていく力は必要。そのためにも人との繋がりや、信頼される自分になれることも必要だと思う」と話しました。
 アントレプレナーシップ演習は、次回以降もさまざまな外部講師をお迎えして、学生たちに話をしていただきます。今後の授業がますます楽しみです!