本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を開設しています。
広崎心教授が担当する「アントレプレナーシップ基礎a」は、社会貢献と実現可能性を視野に入れた精度の高いビジネスプランの作成を目的にした科目で、令和7年度秋学期は、1年生7名、3年生2名が受講しました。この演習科目の特徴は、受講生それぞれにマッチした地元の若手起業家らがメンターとなり、自らの経験に基づき受講生に直接指導すること。学生たちは、温かく、ときに厳しい指導を受けながら、最終の個人ビジネスプランを練り上げました。
1月24日(土)、授業の集大成となるビジネスプランコンテストが、酒田市内のコワーキングプレイス「PROJECT PORT TRY&」で開催され、本科目の受講生9名と地元遊佐高校の高校生2名の計11名が発表に臨みました。審査員は、株式会社丸高会長の髙橋剛氏、株式会社ト一屋副社長の荒木順三氏、株式会社ブルー代表取締役社長の齋藤健太郎氏に務めていただき、審査員とオーディエンスによる得点で、ビジネスプランを競い合いました。
発表者たちは、普段暮らしている中で感じた不便さや、「もっとこうだったらいいのに」という改善アイデア、大好きな趣味などから着想を得て、思い思いのビジネスプランを発表。特に1年生は、多くのオーディエンスを前にしたプレゼンで初めは緊張している様子でしたが、それでも、身振り手振りを交えながら堂々とした態度でプレゼンを行っていました。
大学生たちを抑えて、優勝を勝ち取ったのは、遊佐高校の小松萌優さん。東日本大震災で引き取り手がいなくなってしまった動物たちのニュースを目にしたことから動物保護施設を酒田につくりたいと考え、動物保護施設×子ども食堂が一体化した場所をつくり、自らはエステティシャンとしてサロンを開設し地域を盛り上げるプランを発表しました。優勝、準優勝、第3位の他にも、オーディエンス賞や特別賞などが贈られ、入賞者たちは協賛企業様からの副賞を手に満面の笑顔を見せていました。
| 所属 | プレゼンター | タイトル | メンター | 所属 | 受賞 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 公益大 | 吉田連 | ~会計を“作業”から“武器”に変えるセミナー事業 | 朴文秀 | 鶴岡ゴルフガーデン | |
| 2 | 公益大 | 小川萌衣 | 意味を贈る、傘福のかたち | 松本友哉 | 合同会社とびしま | 審査員特別賞 |
| 3 | 公益大 | 川島和香菜 | “玄関の前に野菜が置いてある田舎あるある”あなたの家にも | 安藤将士 | 安藤組グループ | |
| 4 | 遊佐高 | 永原たびと | Re Clothes Archives 地域再生✕古着 古民家に眠る古布や着物に新たな命を宿す |
高橋紘人 遠藤倭杜 |
山形県立遊佐高校 東北公益文科大学 |
オーディエンス賞 |
| 5 | 公益大 | 古澤咲希 | 不動産×PR | 武田悠 | 株式会社Adwill | 第3位 |
| 6 | 公益大 | 髙橋慶伍 | これでいい、が揃ってる自転車の安心 | 石井智久 | 株式会社石井製作所 | |
| 7 | 公益大 | 安藤希祥 | 遊佐の「もったいない」を「温かい」に変える。 | 伊藤真治 | いろは蔵パーク株式会社 | 準優勝 |
| 8 | 遊佐高 | 小松萌優 | 子ども食堂×ペット預かり施設「ごはんとしっぽ」 | 広崎心 | 元 富士フイルム医薬品事業部 | 優勝 |
| 9 | 公益大 | 松田蒼央 | 古物×カフェ&バー in中町 | 菅原裕太 | 菅原工務所 | 特別賞 |
| 10 | 公益大 | 永澤埜々香 | 男子美容支援プロジェクト ~最初の1歩を助けるメンズメイクBOX~ |
小寺祐也 | 睡眠屋 | |
| 11 | 公益大 | 髙谷楽人 | 企業とⅤTuberをつなぐ | 武田悠 | 株式会社Adwill |
「アントレプレナーシップ基礎a」は次年度も開講を予定しています。地域の未来を本気で考える、アイデアあふれる若者たちの発表を、ぜひ楽しみにお待ちください。