2001年の開学以来、長きにわたり本学で教鞭を取ってこられた遠山茂樹教授、伊藤眞知子教授の最終講義を2月11日(木・祝)に行いました。
在学生・教職員・卒業生のほか、公開講座として市民の方も参加。また、遠方の方も参加できるようオンラインを併用して行われました。
■遠山茂樹教授最終講義「ロビン・フッド伝説の起源とイギリス中世の森」
forestの成り立ちや、ロビン・フッドは実在したのか、義賊であるロビン・フッド像はいかにしてできたかなどについて、時折ユーモアを交えながら説明されました。冒頭で「普段通りの講義を」と遠山教授がおっしゃった通り、膨大な資料を基にした豊富な知識にあふれた講義で、歴史の面白さを改めて感じられた時間となりました。
■伊藤眞知子教授最終講義「わたしたちは今どこにいるのか―ジェンダーの視点から―」
新型コロナウイルス感染拡大により、ジェンダー課題に与えている影響や世界と日本との比較、公益を実現していくための展望など、幅広い視点でお話いただきました。ジェンダーバイアスの無い男女共同参画社会に向けて、私たち市民がすべきことへの提言となりました。
講演後、開学以来長きにわたりご活躍いただいた両先生に三木潤一学部長から花束が渡され、満場の拍手が送られました。
遠山教授、伊藤教授、ありがとうございました。