本学では、情報科目を1、2年次の必修としています。国内の企業や地方自治体でも使用される日本語処理に優れたRuby言語を使用。オープンソースソフトウェアの使い方を学ぶ「情報リテラシー」を1年次に、プログラミングによる製品開発を通してひとに役立つことを考える「基礎プログラミング」を2年次に学びます。さらに専門的に学びたい学生には、2年次から「情報特別選抜」を開講しているほか、2017年4月からは新たに「メディア情報コース」を新設しています。
1月31日(水)、今年度の情報科目成果発表会が本学公益ホール大ホールを会場に行われました。情報科目成果発表会は、毎年開催しており今年で9回目。午前9時10分から、情報特別選抜受講生による研究報告と、3・4年生による卒論・事前研究発表が行われました。
午後5時過ぎからは、2年間の情報教育の集大成となる基礎プログラミング成果発表が開催され、事前の予選を勝ち抜いた8チームがエントリー。今年は、ゲームなどの娯楽性の高いものは少なく、観光地やホテル情報検索、ケガの処置方法検索プログラムなどすぐに生活に役立ちそうな実用的な作品が多く登場しました。
来場者の投票により、見事第1位に輝いたのは、「ほぐマネ」チームの「スポーツ怪我の対処検索」プログラム。怪我をした部位から怪我の状態に合わせた20種類以上の手当てが検索できるほか、道具から処置方法を検索することもでき、スポーツ以外の日常の手当てにも対応できるという優れものでした。また、スライディングで怪我をした場合を実演したプレゼンや、「画伯」学生の手書きイラストもかわいらしく印象的でした。
[チーム名] | [題目・概要] | |
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フキタンポポ | 酒田のお勧め居酒屋検索 | |
めんたいこ | 1対1トークのできるSNS | |
ほぐマネ | スポーツ怪我の対処検索 | 第1位 |
笑大夢 | お笑い芸人検索 | 第2位 |
Moon | 浪人生育成ゲーム | |
さくらんぼ | 東日本観光ガイド | |
にくまんとちょこれーと | 都市人口検索/飛行機時刻表 | |
F6 | ライブ会場検索 |
喜びいっぱいの第1位「ほぐマネ」のメンバー
情報科目合同成果発表会は、毎年1月下旬から2月上旬に開催します。年を追うごとに進化する、学生たちの情報スキルを来年はぜひ直接ご覧ください!