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在学生・修了生の声


在学生・修了生の声

2026年度入学者向けパンフレットより PDFファイル
2025年度入学者向けパンフレットより PDFファイル
2024年度入学者向けパンフレットより PDFファイル

2024年 修士課程 入学(公益学部卒業生)

 学部3年の夏に、他大学との合同ゼミでのディスカッションやディベート、政策立案を経験して、「研究っておもしろいかも!」と思いました。その後、大学院オープンキャンパス参加を経て、3年の秋に大学院進学を決意。学部の卒業論文のテーマや手法を活かし、修士課程では経済学の視点からコンパクトシティをテーマに研究を進めています。先行研究を多数組み合わせて、オリジナルの分析方法により、商業施設・交通・住まいなど多数の観点で最も適した場所の特徴を導き出そうとしています。
 演習では、直前の1週間に調べたことをまとめて発表し、先生と他の院生から問いかけをもらいます。違うテーマの研究をしている院生からも質問を受け、それにより私が理解できていないことなどに気づくこともあるので、とても有意義な時間です。学部3年次から同じ先生に指導をしていただいているので、リラックスして授業を受けられています。授業の2時間ほど前には共同研究室に来て、予習・復習をし、授業がある日はアルバイトをしないなどメリハリのある生活を送るようにしています。
 高校卒業・大学入学時点でやりたいことが明確ではない人は多いと思います。私もその1人でした。公益大は、学部も大学院も、多様なテーマに触れられることが特徴だと思います。経済の理論だけではなく、調査の方法、フィールドワーク、共創のためのスキル…学ぼうと思えば、他の分野についても。社会に出てから必ず役立つことを学べる場所ですよ。
2024年 修士課程 入学(公益学部卒業生)

 学部では学びと部活動を両立させていましたが、これからの人生を考えたとき、学びだけに集中できる期間は今しかないと思い、大学院に進学することを決めました。
 大学院では、学部時代から継続して、学生スポーツにおけるあがりとその対処法を心理学の視点から研究しています。修士課程1年次には、先行研究として多数の論文を読んだ後、仮説構築のためにインタビュー調査とその分析を行いました。2年次では仮説検証のために量的調査を行い、論文の完成を目指します。演習の時間には、指導教員から、主観的にならないようアドバイスをいただいたり、私自身が考えるための問いかけをたくさんもらいます。それにより次にすべきことが明確になり、とても貴重な時間を過ごしていると感じています。
 大学院に進学してから、先行研究論文を読んだり、授業を通して専門的な知識や理論が修得できました。授業では、院生それぞれの発表があることから、他の院生の話を聞いて新たな視点に気づかされることもあります。毎日、今日はどんな新しいことに触れられるだろう、と楽しい気持ちで院生生活を送っています。研究が進むうちに、以前読んだ論文に対する考え方が変わることもあり、本当におもしろいですね。また、研究は誰かがするものではなく、自分自身がやらないと進まないものなので、学部生のときよりも主体的になりましたし、物事を考える時間が格段に増えました。専門性だけではなく、課題設定・解決能力や自己管理能力もアドバンテージとして、今後の就職につなげていきます。(インタビュー後、就職内定あり)
student_r3_1 2017年3月 修士課程 修了

 かつての私は地方公務員として、男女共同参画の推進施策の企画実施をする日々の中、経験則に頼ることの限界を感じるようになっていました。これまでの経験の再整理も含め、より深い知識や理論、思考力を身につけることで、さらに実効性ある施策を行えるようになりたいとの思いから、社会人入学の門をたたいたのです。
 通常業務の傍ら、また、子育てをしながらの大学院生活は、忙しくも、メリハリと充実感に満ち、「学び」を起点とした新しい人・知識・体験と出会える貴重な時間の連続でした。少人数制の対話重視の授業、専用の机がある研究ブース、年2回の院生研究報告会、事例研究としての先進地視察など、院生ライフを堪能しました。また、全国で唯一の「公益」の名のもとに集まった院生達は、地域や社会課題への関心も高く、地域の公益事例を学ぶ自主勉強会やフィールドワークをともに企画するなど、地域の魅力と「学ぶ」楽しさを共有できた大事な仲間であり、修了後の今でも互いに高め合える同志のような存在です。
 社会人で学ぶ大きなメリットに、得た学びを、現場や社会、仕事に素早く還元しやすいことが挙げられます。私自身は、働く女性の人材育成について研究し、得た知見を、企業における女性活躍の推進や、若年女性の県内回帰・ 定着につなげる施策などに積極的に活かしています。
 公益大大学院で、あなたらしい学びと人生を実現してみませんか。多くの仲間が待っています。