在学生・修了生の声
2025年度入学者向けパンフレットより |
|
2024年度入学者向けパンフレットより |
|
2022年3月修了生
学部では、スクールソーシャルワーカーとして働くために社会福祉士の資格を取得しました。当初は学部卒業後すぐに就職することを考えていましたが、大学院に「スクール(学校)ソーシャルワーク教育課程」が設置され、まさに私の進むべき道だと思い入学に至りました。
授業内でのディスカッションは学部の授業にもありますが、大学院では更にその機会が多いです。また、大学院では、みなさんが想像する以上に良い出会い・交流がたくさんあります。社会人経験をもつ方と一緒に受ける授業は、誰かの意見に同意・同調するだけではなく、多様な意見であふれるため、私に新たな視点を気付かせてくれる貴重な時間です。
スクールソーシャルワークについては、修士課程1年次は理論の習得が中心で、2年次には実習があります。理論と実践をどう結びつけられるか、楽しみにしています。研究・修士論文については、具体的な問いを定めることには根気が必要で、決して簡単ではありません。それでも、自信をもって報告できるようになりたいですし、この分野に携わる方々の実践の一助になれば、と思い、調査・執筆に取り組んでいます。(2年次在学当時)
公益大大学院には、公益学部生限定の学費減免制度*があります。学部生の間にしっかりと学びに向き合うことで、修士課程の2年間をわずか20万円程度で修了することが可能です。将来専門性が高い仕事がしたいという方など、ぜひ学部卒業後の選択肢に大学院進学も検討してみてください。
*…
公益学部生を卒業して本学大学院修士課程に入学する方向けの学費減免制度についてはこちらから
2021年3月修了生
私は、「学部・修士5年一貫教育プログラム」*により、学部4年次に大学院修士課程の科目を先行して履修・単位修得し、学部と修士課程を合計5年で修了することができました。
授業数が少なくなる学部4年次に、大学院の学びに時間を充てることができ、とても充実していました。学部入学時から大学院進学を考えつつも、学費を懸念して進学は諦めていたのですが、このプログラムのおかげで、大学院進学・修了の夢が叶いました。
大学院の授業は、学部に比べて少人数であることと、若者だけではなく、様々な分野で活躍されている社会人の方、向学心あふれる外国人留学生の方など、多様な方が集まっているおかげで、自分が思いもつかなかった意見やものの見方を知ることができます。
授業中のディスカッションは、ぜひ体験していただきたいです!研究については、学部の卒業論文と同じテーマを掘り下げました。短い期間で完成させることは容易ではありませんでしたが、研究の価値を知り、今後も研究 を続けていきたいと考えるようになりました。
公益大大学院をひとことで表すのであれば「やりたいことができる場所」でしょうか。研究できる専門・分野が限定されてないため、みなさんが関心のあるテーマを研究できる環境があります。ぜひ一度、オープンキャンパス・ 授業見学や公開講座などで大学院に足を運んでみてください。
*…
「学部・修士5年一貫教育プログラム」についてはこちらから
2020年9月修了生
たまたま手にしたセミナーのリーフレットがすべての始まりでした。 無料で英語を学べる機会と思い、受講したのですが、このセミナーを通じ、「アジアビジネス人材養成講座」*が開講されていることを知りました。仕事を通じて大好きになったASEAN諸国について学べることに魅せられて、入学を決意しました。
入学するまでは、大学院に対し「あんなところで何をやっているんだろう」と、否定的な考えでいました。しかし実際に入学し、講義を受講してみると、先生方の深い見識に驚かされ、感銘を受けながら楽しく受講できました。修士論文の執筆は容易ではありませんでしたが、毎週の「演習」で研究テーマを明確にでき、仲間がいたこともあって、完成させることができました。
院生は研究ブースを24時間使用できます。ここでは、講義内容を反芻・レポート作成ができるほか、多様な学生が集まるため、院生生活に大きな刺激を受けることができます。ここで過ごす時間を楽しいと感じるようになり、すぐに大学院は自分にとっての「サードプレイス」となりました。入学前とは全く考えが変わり、この大学院の良さが、あまり知られていないことを極めて残念に思うとともに、ひとりでも多くの人に、ここ鶴岡に大学院があることの素晴らしさを、理解してもらえることを願うようになりました。
多くの方に気軽に、授業見学やオープンキャンパスに参加して頂き、この大学院の良さを体感していただければと思います。
*…アジアビジネス人材養成講座は2020年度をもって閉講しました。諸外国・ビジネスに関する科目については「国際関係領域」を参照ください。
2020年3月修了生
私は、公益大の「地域共創コーディネーター養成プログラム」の受講をきっかけに、「科目等履修生」*1として大学院に入学しました。大学院には、行政や社会福祉協議会、まちおこしに関心 がある方など、日常生活では交流のない人たちと仲間になり、議論できたことはとても貴重な機会でした。
正科生として入学した後は、経済・経営やスクールソーシャルワークに関する科目など、自分の関心にあわせて幅広く学び、力がついたと感じています。また、育児に家事、仕事、とやる べきことが多かったため、「長期履修制度」*3を利用して3 年で修了しました。社会の課題である待機児度問題やこども・子育て支援について研究を深め、修了した現在は、自身の仕事や従業員 の職場環境向上に活かすことができるよう検討・試行を進めています。
*1…「科目等履修生」についてはこちらから *2…「長期履修制度」についてはこちらから
2019年3月修了生
勤続30年の休暇の際、会社の経営や人材育成に尽力してきたものの、「社会」に対して何ができていたかを疑問に思いました。地域に対してできることを模索していたとき、「公益学」を知り、これからの社会にプラスになる学問だと感じました。
授業では、グローバルビジネス上のトラブルへの実際の対応現地のバックグラウンドについて、ニュースを見ているだけでは気づくことができなかったことを考えさせられました。在学中に検討していたアジアをマーケットとしたビジネスプランは、私たちが暮らす地域にとって有意義です。院生同士でのディスカッションが多く、常に新しい発見がありました。修了後の現在も、ローカルな地域と海外の橋渡しとなる事業の展開を模索しています。
2018年3月修了生
授業では、少人数での意見交換をとおして文献だけではなかなか得られない問題点や対応事例を学ぶことができ、専門的な研究に関する知識だけではなく、地方公務員の業務にすぐに活かせる能力も身に付きました。加えて、法律や政策以外の分野の科目も履修でき、視野と関心が広がりました。
修士論文作成にあたっては、研究活動の費用の助成制度や24 時間使用できる研究ブースなどの支援・良い環境を多いに活用することができました。また、研究に行き詰まることがあっても、指導教員からの適切な指導により不安を抱えることなく研究を進めることができました。
社会人の学生が多いため、それぞれの分野に関するさまざまな問題意識を共有することができます。公益大大学院では「人脈」という、知識以外の大切なものも得ることができます。
2017年3月修了生
かつての私は地方公務員として、男女共同参画の推進施策の企画実施をする日々の中、経験則に頼ることの限界を感じるようになっていました。これまでの経験の再整理も含め、より深い知識や理論、思考力を身につけることで、さらに実効性ある施策を行えるようになりたいとの思いから、社会人入学の門をたたいたのです。
通常業務の傍ら、また、子育てをしながらの大学院生活は、忙しくも、メリハリと充実感に満ち、「学び」を起点とした新しい人・知識・体験と出会える貴重な時間の連続でした。少人数制の対話重視の授業、専用の机がある研究ブース、年2回の院生研究報告会、事例研究としての先進地視察など、院生ライフを堪能しました。また、全国で唯一の「公益」の名のもとに集まった院生達は、地域や社会課題への関心も高く、地域の公益事例を学ぶ自主勉強会やフィールドワークをともに企画するなど、地域の魅力と「学ぶ」楽しさを共有できた大事な仲間であり、修了後の今でも互いに高め合える同志のような存在です。
社会人で学ぶ大きなメリットに、得た学びを、現場や社会、仕事に素早く還元しやすいことが挙げられます。私自身は、働く女性の人材育成について研究し、得た知見を、企業における女性活躍の推進や、若年女性の県内回帰・ 定着につなげる施策などに積極的に活かしています。
公益大大学院で、あなたらしい学びと人生を実現してみませんか。多くの仲間が待っています。